ChatGPT Images 2.6を試してみた|日本語入りGIFと参照画像の実力
ChatGPT Images 2.6を試してみた|日本語入りGIFと参照画像の実力


結論:日本語入りのGIFを無料で作れて、手直しもきれいにできた
ChatGPT Images 2.6では、文章でお願いするだけで動くGIFが作れます。無料プランで試すと、「本日はご来店いただき誠にありがとうございました」のような漢字の多い文も誤字なく入りました。GIFは9コマで、速さも0.25倍〜2倍で変えられます。
作ったGIFの手直しは、画像にピンを立てて場所を指定するのがコツです。文章だけで「ウインクさせて」と頼むと目の周りの色が崩れましたが、ピンで指定するときれいに直りました。新機能の参照画像は、登録した犬を「@ベル」と呼ぶだけで、ジャンプする動きでも同じ顔のまま描いてくれました。
気をつけたいのは、無料プランの回数です。作成も手直しも1回と数えられ、5回で上限になりました。開発者向けの新モデル「Flare」「Sunburst」も、日本語のメニュー表を誤字ゼロ、1枚約3〜10円で作れました。ただしSVG書き出しは3回とも失敗し、それでも料金がかかっていました。
ChatGPT Images 2.6とは
ChatGPT Images 2.6は、OpenAIが2026年11月4日に発表した、ChatGPTの画像作成機能の新しい版です。無料プランを含むすべてのプランで、Web・デスクトップ・スマホから使えます。
主な新機能は次の3つです。
GIFアニメの作成:文章や写真から動くGIFを作り、速さの調整やコマごとの手直しができる
参照画像の保存:自分やペットなどの写真を登録しておき、毎回アップロードしなくても使い回せる
開発者向けの新モデル2つ:速い「GPT-Image-2.6 Flare(フレア)」と、画質重視の「GPT-Image-2.6 Sunburst(サンバースト)」
今回は、ChatGPTの無料プランでGIFと参照画像を、OpenAIの開発者向け画面で新モデルを試しました。検証は2026年11月6日と8日の2日間です。
日本語入りのGIFを作ってみた
文章でお願いするだけでできた
まずは、バーニーズマウンテンドッグがおじぎをするGIFをお願いしました。使った指示はこれだけです。

コマに分けてみると、9枚の絵を0.25秒ずつ切り替える、パラパラ漫画のような作りでした。「ありがとうございます」は9コマすべてで正しく読めます。

途中のコマは毛がもこもこに見えますが、顔の白い筋や胸の模様はそろっていて、文字の位置は少しずつ上にずれて(最大で約7ピクセル)、わずかに揺れて見えました。
漢字の多い長い文も崩れない
次は、お店のお見送りに使えそうな「本日はご来店いただき誠にありがとうございました」で試しました。

「本日」「来店」「誠」などの漢字も含めて全文が正しく入り、長い文は自動で2行に折り返されました。文字の揺れもほぼなく(1ピクセル以内)、落ち着いて読めます。ただし、頼んでいない肉球マークが左右に付きました。
おじぎ以外の動きも自然
3本目は、しっぽを振りながら前足で手を振る動きです。文字は「またのお越しをお待ちしております」にしました。

前足を上げて振り、下ろすまでの流れが自然で、犬も最後まで同じ犬のままでした。しっぽの横には、漫画のような「動きの線」も自分で描き足しています。

3本ともGIFは9コマでした。1コマの長さは、おじぎが0.25秒、手を振る方が0.16秒で、動きに合わせて自動で変えているようです。
再生速度は8段階、保存したファイルにも反映
GIFの左下のボタンで、0.25倍から2倍までの8段階から速さを選べます。

2倍にして保存すると、1コマの長さが0.16秒から0.08秒に半分になっていました。画面での見た目だけでなく、ファイルそのものの速さが変わるので、LINEやSNSにそのまま貼れます。

GIFの手直しは、ピンで場所を指定するときれいに直る
文章だけで頼むと、目の周りが茶色になった
手を振る犬の5コマ目だけをウインクさせるように、チャットでお願いしました。ウインク自体はできたものの、閉じた方の目の周りが茶色に変わってしまいました。本来は黒い毛の部分です。

GIFを拡大すると、下にコマの一覧と「編集」ボタンが出てきます。「おっ、なんか出てきた」と思って、ここから下の欄に文章を書いても直してみましたが、目の周りは茶色のままでした。

「編集」を押してから画像をクリックするとピンが立つ
「やり方間違ってたのかな」と画像をクリックしてみると、番号付きのピンが立ち、その場所にコメントを書けるようになりました。これが「場所を指定して直す」方法です。手順は次のとおりです。
GIFをクリックして拡大し、一時停止する
下のコマ一覧から、直したいコマを選ぶ
「編集」を押してから、直したい場所をクリックしてピンを立てる
コメント欄に直したい内容を書いて送信する

閉じた目にピンを立て、「閉じた目の周りを、反対側の目と同じ黒い毛にしてください。目の上の茶色の点は小さく残してください」と送りました。
目の周りが黒に戻り、自然なウインクになった
できたGIFでは、茶色くなっていた目の周りが黒い毛に戻り、目の上の茶色い点も小さく残っていました。左右の目の周りの色がそろい、きれいなウインクです。文章だけでは直らなかった部分が、場所を指定したら狙いどおりに直りました。


なお、修正前のファイルと比べると、9コマすべてが少しずつ描き直されていました。ポーズや文字はそのままなので、見た目はほとんど変わりません。

無料プランの回数には注意
無料プランでは、GIFを作るのも直すのも1回と数えられ、合計5回で上限きました。

上限の直前に送ったピンには「修正しました」と文章だけが返ってきていて、GIFは作られていませんでした。回数が戻ってから送り直すと、上のようにきちんと直りました。無料で試すときは、最初の指示をしっかり書いて、直すときははじめからピンを使うのがおすすめです。
参照画像を登録すると、「@名前」で同じ犬を呼び出せる
参照画像は、登録した写真を別のチャットで「@名前」と呼ぶだけで使える機能です。ペットやお店のキャラクターを、毎回同じ見た目で描いてもらいたいときに便利です。
登録する場所は「ライブラリ」の中
登録する場所は、左のメニューの「ライブラリ」→「画像」タブにある「参照画像」です。入力欄の「+」メニューや「画像」のページには入口がなく、見つけるまでに少し迷いました。

「+追加」から犬の画像を選ぶと、「自分」「ペット」「友だち」「場所」「その他」のどれかを選ぶ画面が出ます。選ばないと保存できません。ここでは「ペット」を選び、「ベル」という名前で保存しました。画面には、自分が持っている写真か、許可をもらった写真だけを保存するようにという注意書きもあります。

登録したのは、手を振る犬のGIFの1コマ目から下の文字を切り落とした、犬だけの画像です。文字入りのまま登録すると、文字まで真似されるかもしれないので、犬だけにしておくと安心です。
「@ベル」でジャンプするGIFを作った
新しいチャットで「@ベ」と打つと、候補の一番上に「参照画像:ベル」が出ました。

「@ベル がジャンプして喜ぶGIFアニメ」をお願いし、画面の下には「ぴょんぴょん」と入れてもらいました。

身をかがめて、前足を上げてジャンプし、着地しておすわりするまでの9コマです。大きく動くジャンプ中も、顔の白い筋や目の上の茶色の点、胸の白い模様は崩れていません。「ぴょんぴょん」の文字も、全コマで正しく入っています。

登録した画像と並べると、顔の模様の位置はそろっています。ただし、貼り付けているのではなく新しく描き直していて、茶色の部分は少しオレンジ寄りの色になっていました。

一度登録しておけば、毎回写真を選び直さなくても、同じ犬でいろいろなGIFが作れます。
開発者向けの新モデル「Flare」「Sunburst」を比べた
日本語のメニュー表は4枚とも誤字ゼロ
OpenAIの開発者向け画面「Images」では、モデルを選んで画像を作れます。一覧には2.6のFlareとSunburstに加えて、前の版の2.5も並んでいました。

そこで、同じ指示で定食屋さんのランチメニューを作って比べました。
4枚とも文字の間違いはゼロでした。「鯖」「噌」のような画数の多い漢字や、カンマ入りの価格、「L.O.」の表記まで正確です。



Sunburstは、お盆や漬物の小鉢、鯖の味噌煮の大根まで描き込んでいて、一番「定食らしい」仕上がりでした。ただし、左上に「定食屋」と書いたのれんを、指示にないのに足しています。使う前に、余計な文字が入っていないか確認すると安心です。
速さと料金はこう違った
モデル | 作る時間 | 1枚の料金の目安 | 文字の誤り |
|---|---|---|---|
2.5 Flare(前の版) | 約15秒 | 約3円 | 0 |
2.6 Flare(複雑度Low) | 約10秒 | 約6円 | 0 |
2.6 Flare(標準) | 約14秒 | 約7円 | 0 |
2.6 Sunburst(標準) | 約30秒 | 約10円 | 0 |
秒数は手元のストップウォッチで計ったものです。料金は画面に出たトークン数とOpenAIの公式料金から計算し、1ドル155円・消費税10%で換算した目安です。

意外だったのは、新しいFlareが前の版とほぼ同じ速さだったことです。公式の「最短6秒」は画質を下げたときの数字で、文字の多いチラシを初期設定で作ると14秒ほどかかりました。また2.6は、1トークンあたりの単価は2.5と同じですが、同じ大きさの画像に約2倍のトークンを使うため、1枚あたりの料金も約2倍になりました。
「複雑度」でレイアウトの凝り具合を選べる
2.6では「複雑度」という設定が増えています。選べるのはLow・Medium・Highで、公式の説明によると、指定しないとHighになります。複雑度を変えても追加料金はかかりません。

Lowにすると、文字のリストと料理写真を並べたシンプルな構成になり、約4秒速くなりました。文字はこちらも全部正確です。

開発者向け画面でも、丸で囲んだ場所だけが直る
開発者向け画面では、画像の下のペンで直したい場所を丸で囲み、文章で指示を出せます。ChatGPTのピンと同じ考え方です。Sunburstで作ったチラシのクミンライスを囲んで、「もう少し茶色くして」とお願いしました。

約42秒で、クミンライスだけがきつね色に変わりました。続けて左上ののれんを囲んで「のれんを消して、背景の和紙の模様にして」と重ねてお願いすると、のれんだけがきれいに消えました。

修正前後を比べると、大きく変わったのは画面全体の約3%で、ほとんどが囲んだ場所でした。2回重ねても、1回目の茶色いクミンライスや文字はそのまま残っています。同じ修正をFlareでも試すと、時間も変わった場所の割合もほぼ同じでした。修正1回の料金は、どちらも約9円です。
SVG書き出しは失敗し、それでも料金がかかった
2.6では、画像の形式にSVGとGIFも選べます。SVGは、拡大しても粗くならず、色や形を後から変えられる形式で、ロゴやアイコンに向いています。

ところが、チラシ、シンプルなロゴ、もう一度ロゴと3回試して、3回とも「エラーが発生しました」で終わりました。2〜3分待たされたあとのエラーです。

後で利用量の画面を見ると、この日の費用の8割近く(約160円)が失敗したSVGの分だと考えられます。公式の説明によると、SVGは「まず普通の画像を作り、それを別のAIがSVGに書き起こす」2段階で作られ、両方に料金がかかります。画像は1枚も得られていないので、試すときは何度も繰り返さないように注意が必要です。
よくある質問
Q. ChatGPT Images 2.6はGIFを無料で作れますか?
はい。無料プランでも作れます。ただし今回は、GIFの作成と手直しを合わせて5回で上限になりました。
Q. GIFに日本語の文字は入りますか?
入ります。ひらがなも漢字の多い長い文も、試したGIFすべてで誤字はありませんでした。
Q. GIFは何コマで、速さは変えられますか?
試したGIFはすべて9コマでした。速さは0.25倍〜2倍の8段階で変えられ、保存したファイルにも反映されます。
Q. 作ったGIFの一部だけを直せますか?
直せます。GIFを拡大して「編集」を押し、直したい場所にピンを立てて送ると、狙いどおりに直りました。文章だけで頼むよりも、ピンで場所を指定するほうが確実です。
Q. 参照画像はどこから登録できますか?
左のメニューの「ライブラリ」→「画像」タブにある「参照画像」の「+追加」から登録します。登録した画像は、新しいチャットで「@名前」と入力すると呼び出せます。
Q. FlareとSunburstはどちらを選べばよいですか?
文字の正確さはどちらも同じでした。速さと安さを重視するならFlare(約14秒・約7円)、描き込みを重視するならSunburst(約30秒・約10円)が向いています。
Q. SVG書き出しは使えますか?
今回の開発者向け画面では3回とも失敗し、それでも料金がかかりました。試す場合は、繰り返し送らないようにしてください。
まとめ
ChatGPT Images 2.6は、日本語入りのGIFを文章だけで作れるようにしました。気になるところはピンで場所を指定すればきれいに直せますし、参照画像を登録しておけば同じキャラクターを何度でも呼び出せます。お店のお礼のあいさつやSNS用のスタンプなど、短い動きのある画像を手軽に用意したい人には十分使えます。
無料プランは回数がすぐに尽きるので、最初の指示で文字・動き・飾りの有無まで書いておき、直すときははじめからピンを使うのが、うまく使うコツです。
VISKでは、こうした画像生成AIを組み込んだシステムの開発もお手伝いしています。「自社の業務でも使える?」と気になった方は、お気軽にお問い合わせください。
参考
結論:日本語入りのGIFを無料で作れて、手直しもきれいにできた
ChatGPT Images 2.6では、文章でお願いするだけで動くGIFが作れます。無料プランで試すと、「本日はご来店いただき誠にありがとうございました」のような漢字の多い文も誤字なく入りました。GIFは9コマで、速さも0.25倍〜2倍で変えられます。
作ったGIFの手直しは、画像にピンを立てて場所を指定するのがコツです。文章だけで「ウインクさせて」と頼むと目の周りの色が崩れましたが、ピンで指定するときれいに直りました。新機能の参照画像は、登録した犬を「@ベル」と呼ぶだけで、ジャンプする動きでも同じ顔のまま描いてくれました。
気をつけたいのは、無料プランの回数です。作成も手直しも1回と数えられ、5回で上限になりました。開発者向けの新モデル「Flare」「Sunburst」も、日本語のメニュー表を誤字ゼロ、1枚約3〜10円で作れました。ただしSVG書き出しは3回とも失敗し、それでも料金がかかっていました。
ChatGPT Images 2.6とは
ChatGPT Images 2.6は、OpenAIが2026年11月4日に発表した、ChatGPTの画像作成機能の新しい版です。無料プランを含むすべてのプランで、Web・デスクトップ・スマホから使えます。
主な新機能は次の3つです。
GIFアニメの作成:文章や写真から動くGIFを作り、速さの調整やコマごとの手直しができる
参照画像の保存:自分やペットなどの写真を登録しておき、毎回アップロードしなくても使い回せる
開発者向けの新モデル2つ:速い「GPT-Image-2.6 Flare(フレア)」と、画質重視の「GPT-Image-2.6 Sunburst(サンバースト)」
今回は、ChatGPTの無料プランでGIFと参照画像を、OpenAIの開発者向け画面で新モデルを試しました。検証は2026年11月6日と8日の2日間です。
日本語入りのGIFを作ってみた
文章でお願いするだけでできた
まずは、バーニーズマウンテンドッグがおじぎをするGIFをお願いしました。使った指示はこれだけです。

コマに分けてみると、9枚の絵を0.25秒ずつ切り替える、パラパラ漫画のような作りでした。「ありがとうございます」は9コマすべてで正しく読めます。

途中のコマは毛がもこもこに見えますが、顔の白い筋や胸の模様はそろっていて、文字の位置は少しずつ上にずれて(最大で約7ピクセル)、わずかに揺れて見えました。
漢字の多い長い文も崩れない
次は、お店のお見送りに使えそうな「本日はご来店いただき誠にありがとうございました」で試しました。

「本日」「来店」「誠」などの漢字も含めて全文が正しく入り、長い文は自動で2行に折り返されました。文字の揺れもほぼなく(1ピクセル以内)、落ち着いて読めます。ただし、頼んでいない肉球マークが左右に付きました。
おじぎ以外の動きも自然
3本目は、しっぽを振りながら前足で手を振る動きです。文字は「またのお越しをお待ちしております」にしました。

前足を上げて振り、下ろすまでの流れが自然で、犬も最後まで同じ犬のままでした。しっぽの横には、漫画のような「動きの線」も自分で描き足しています。

3本ともGIFは9コマでした。1コマの長さは、おじぎが0.25秒、手を振る方が0.16秒で、動きに合わせて自動で変えているようです。
再生速度は8段階、保存したファイルにも反映
GIFの左下のボタンで、0.25倍から2倍までの8段階から速さを選べます。

2倍にして保存すると、1コマの長さが0.16秒から0.08秒に半分になっていました。画面での見た目だけでなく、ファイルそのものの速さが変わるので、LINEやSNSにそのまま貼れます。

GIFの手直しは、ピンで場所を指定するときれいに直る
文章だけで頼むと、目の周りが茶色になった
手を振る犬の5コマ目だけをウインクさせるように、チャットでお願いしました。ウインク自体はできたものの、閉じた方の目の周りが茶色に変わってしまいました。本来は黒い毛の部分です。

GIFを拡大すると、下にコマの一覧と「編集」ボタンが出てきます。「おっ、なんか出てきた」と思って、ここから下の欄に文章を書いても直してみましたが、目の周りは茶色のままでした。

「編集」を押してから画像をクリックするとピンが立つ
「やり方間違ってたのかな」と画像をクリックしてみると、番号付きのピンが立ち、その場所にコメントを書けるようになりました。これが「場所を指定して直す」方法です。手順は次のとおりです。
GIFをクリックして拡大し、一時停止する
下のコマ一覧から、直したいコマを選ぶ
「編集」を押してから、直したい場所をクリックしてピンを立てる
コメント欄に直したい内容を書いて送信する

閉じた目にピンを立て、「閉じた目の周りを、反対側の目と同じ黒い毛にしてください。目の上の茶色の点は小さく残してください」と送りました。
目の周りが黒に戻り、自然なウインクになった
できたGIFでは、茶色くなっていた目の周りが黒い毛に戻り、目の上の茶色い点も小さく残っていました。左右の目の周りの色がそろい、きれいなウインクです。文章だけでは直らなかった部分が、場所を指定したら狙いどおりに直りました。


なお、修正前のファイルと比べると、9コマすべてが少しずつ描き直されていました。ポーズや文字はそのままなので、見た目はほとんど変わりません。

無料プランの回数には注意
無料プランでは、GIFを作るのも直すのも1回と数えられ、合計5回で上限きました。

上限の直前に送ったピンには「修正しました」と文章だけが返ってきていて、GIFは作られていませんでした。回数が戻ってから送り直すと、上のようにきちんと直りました。無料で試すときは、最初の指示をしっかり書いて、直すときははじめからピンを使うのがおすすめです。
参照画像を登録すると、「@名前」で同じ犬を呼び出せる
参照画像は、登録した写真を別のチャットで「@名前」と呼ぶだけで使える機能です。ペットやお店のキャラクターを、毎回同じ見た目で描いてもらいたいときに便利です。
登録する場所は「ライブラリ」の中
登録する場所は、左のメニューの「ライブラリ」→「画像」タブにある「参照画像」です。入力欄の「+」メニューや「画像」のページには入口がなく、見つけるまでに少し迷いました。

「+追加」から犬の画像を選ぶと、「自分」「ペット」「友だち」「場所」「その他」のどれかを選ぶ画面が出ます。選ばないと保存できません。ここでは「ペット」を選び、「ベル」という名前で保存しました。画面には、自分が持っている写真か、許可をもらった写真だけを保存するようにという注意書きもあります。

登録したのは、手を振る犬のGIFの1コマ目から下の文字を切り落とした、犬だけの画像です。文字入りのまま登録すると、文字まで真似されるかもしれないので、犬だけにしておくと安心です。
「@ベル」でジャンプするGIFを作った
新しいチャットで「@ベ」と打つと、候補の一番上に「参照画像:ベル」が出ました。

「@ベル がジャンプして喜ぶGIFアニメ」をお願いし、画面の下には「ぴょんぴょん」と入れてもらいました。

身をかがめて、前足を上げてジャンプし、着地しておすわりするまでの9コマです。大きく動くジャンプ中も、顔の白い筋や目の上の茶色の点、胸の白い模様は崩れていません。「ぴょんぴょん」の文字も、全コマで正しく入っています。

登録した画像と並べると、顔の模様の位置はそろっています。ただし、貼り付けているのではなく新しく描き直していて、茶色の部分は少しオレンジ寄りの色になっていました。

一度登録しておけば、毎回写真を選び直さなくても、同じ犬でいろいろなGIFが作れます。
開発者向けの新モデル「Flare」「Sunburst」を比べた
日本語のメニュー表は4枚とも誤字ゼロ
OpenAIの開発者向け画面「Images」では、モデルを選んで画像を作れます。一覧には2.6のFlareとSunburstに加えて、前の版の2.5も並んでいました。

そこで、同じ指示で定食屋さんのランチメニューを作って比べました。
4枚とも文字の間違いはゼロでした。「鯖」「噌」のような画数の多い漢字や、カンマ入りの価格、「L.O.」の表記まで正確です。



Sunburstは、お盆や漬物の小鉢、鯖の味噌煮の大根まで描き込んでいて、一番「定食らしい」仕上がりでした。ただし、左上に「定食屋」と書いたのれんを、指示にないのに足しています。使う前に、余計な文字が入っていないか確認すると安心です。
速さと料金はこう違った
モデル | 作る時間 | 1枚の料金の目安 | 文字の誤り |
|---|---|---|---|
2.5 Flare(前の版) | 約15秒 | 約3円 | 0 |
2.6 Flare(複雑度Low) | 約10秒 | 約6円 | 0 |
2.6 Flare(標準) | 約14秒 | 約7円 | 0 |
2.6 Sunburst(標準) | 約30秒 | 約10円 | 0 |
秒数は手元のストップウォッチで計ったものです。料金は画面に出たトークン数とOpenAIの公式料金から計算し、1ドル155円・消費税10%で換算した目安です。

意外だったのは、新しいFlareが前の版とほぼ同じ速さだったことです。公式の「最短6秒」は画質を下げたときの数字で、文字の多いチラシを初期設定で作ると14秒ほどかかりました。また2.6は、1トークンあたりの単価は2.5と同じですが、同じ大きさの画像に約2倍のトークンを使うため、1枚あたりの料金も約2倍になりました。
「複雑度」でレイアウトの凝り具合を選べる
2.6では「複雑度」という設定が増えています。選べるのはLow・Medium・Highで、公式の説明によると、指定しないとHighになります。複雑度を変えても追加料金はかかりません。

Lowにすると、文字のリストと料理写真を並べたシンプルな構成になり、約4秒速くなりました。文字はこちらも全部正確です。

開発者向け画面でも、丸で囲んだ場所だけが直る
開発者向け画面では、画像の下のペンで直したい場所を丸で囲み、文章で指示を出せます。ChatGPTのピンと同じ考え方です。Sunburstで作ったチラシのクミンライスを囲んで、「もう少し茶色くして」とお願いしました。

約42秒で、クミンライスだけがきつね色に変わりました。続けて左上ののれんを囲んで「のれんを消して、背景の和紙の模様にして」と重ねてお願いすると、のれんだけがきれいに消えました。

修正前後を比べると、大きく変わったのは画面全体の約3%で、ほとんどが囲んだ場所でした。2回重ねても、1回目の茶色いクミンライスや文字はそのまま残っています。同じ修正をFlareでも試すと、時間も変わった場所の割合もほぼ同じでした。修正1回の料金は、どちらも約9円です。
SVG書き出しは失敗し、それでも料金がかかった
2.6では、画像の形式にSVGとGIFも選べます。SVGは、拡大しても粗くならず、色や形を後から変えられる形式で、ロゴやアイコンに向いています。

ところが、チラシ、シンプルなロゴ、もう一度ロゴと3回試して、3回とも「エラーが発生しました」で終わりました。2〜3分待たされたあとのエラーです。

後で利用量の画面を見ると、この日の費用の8割近く(約160円)が失敗したSVGの分だと考えられます。公式の説明によると、SVGは「まず普通の画像を作り、それを別のAIがSVGに書き起こす」2段階で作られ、両方に料金がかかります。画像は1枚も得られていないので、試すときは何度も繰り返さないように注意が必要です。
よくある質問
Q. ChatGPT Images 2.6はGIFを無料で作れますか?
はい。無料プランでも作れます。ただし今回は、GIFの作成と手直しを合わせて5回で上限になりました。
Q. GIFに日本語の文字は入りますか?
入ります。ひらがなも漢字の多い長い文も、試したGIFすべてで誤字はありませんでした。
Q. GIFは何コマで、速さは変えられますか?
試したGIFはすべて9コマでした。速さは0.25倍〜2倍の8段階で変えられ、保存したファイルにも反映されます。
Q. 作ったGIFの一部だけを直せますか?
直せます。GIFを拡大して「編集」を押し、直したい場所にピンを立てて送ると、狙いどおりに直りました。文章だけで頼むよりも、ピンで場所を指定するほうが確実です。
Q. 参照画像はどこから登録できますか?
左のメニューの「ライブラリ」→「画像」タブにある「参照画像」の「+追加」から登録します。登録した画像は、新しいチャットで「@名前」と入力すると呼び出せます。
Q. FlareとSunburstはどちらを選べばよいですか?
文字の正確さはどちらも同じでした。速さと安さを重視するならFlare(約14秒・約7円)、描き込みを重視するならSunburst(約30秒・約10円)が向いています。
Q. SVG書き出しは使えますか?
今回の開発者向け画面では3回とも失敗し、それでも料金がかかりました。試す場合は、繰り返し送らないようにしてください。
まとめ
ChatGPT Images 2.6は、日本語入りのGIFを文章だけで作れるようにしました。気になるところはピンで場所を指定すればきれいに直せますし、参照画像を登録しておけば同じキャラクターを何度でも呼び出せます。お店のお礼のあいさつやSNS用のスタンプなど、短い動きのある画像を手軽に用意したい人には十分使えます。
無料プランは回数がすぐに尽きるので、最初の指示で文字・動き・飾りの有無まで書いておき、直すときははじめからピンを使うのが、うまく使うコツです。
VISKでは、こうした画像生成AIを組み込んだシステムの開発もお手伝いしています。「自社の業務でも使える?」と気になった方は、お気軽にお問い合わせください。
参考


AI・システム開発のこと、VISKにご相談ください
「自社の業務にAIを活かせないか」「この作業、自動化できないか」——
そんな漠然とした段階からで大丈夫です。大阪のAI・システム開発会社VISKが、御社の課題に合わせて、企画から開発・検証までサポートします。
