カプコンタウンで学んだ、制約を乗り越える開発の知恵

こんにちは！先日、社内研修でカプコンタウンに行ってきました🎮

普段ゲームで遊ぶことはあっても、その裏側にある製作者の苦労や努力を知る機会はなかなかないですよね。今回の研修では、ゲーム開発の歴史や技術的な工夫について深く学ぶことができ、とても刺激的な一日となりました。

制約が生み出すクリエイティブな発想

展示で特に印象的だったのが、技術的・性能的に制約の多かった時代のゲーム開発についてです。

中でも驚いたのが「半透明表現の実現方法」でした。今では当たり前のように使われる半透明処理ですが、当時は技術的にとても難しかったそうです。

そこで開発者たちはこんな工夫を凝らしていました：

• 絵を点滅させることで半透明の錯覚を生み出す

• 絵に穴を開けることで透明感を表現する

「できないなら、別の方法で実現する」というこの発想力、本当にすごいですよね！

技術的な制約をクリエイティブな発想で乗り越えるこの姿勢は、私たちの開発業務にも通じるものがあると感じました。

魚の音は…腕で作る！？

もう一つ面白かったのが、ゲームのサウンド制作のエピソードです。

なんと、魚を釣った時の「ぴちぴち」という音は、開発者が自分の腕を叩いて音を録音していたそうです！

身近なもので創意工夫する姿勢、そして「とりあえずやってみる」精神に、思わず笑いながらも感心してしまいました😄

こういう独創的なアプローチって、ソフトウェア開発でも大事だよなぁと改めて思います。

世代で違うゲームトーク、盛り上がりました！

研修後は社員同士でゲームの話で盛り上がったのですが、これがまた面白かったんです。

世代ごとに思い出のゲームが全然違っていて、

• 「プレステの〇〇、やり込んだなぁ」

• 「いやいや、キューブの〇〇でしょ！」

• 「最近のゲームは映像がすごいよね」

といった感じで、普段の業務では見られない一面が見られました。世代を超えて技術の進化を感じられるのも、ゲームならではですね。